2014年09月07日

安田久 『一攫千金』

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この本の著者である、安田久氏は、これまでに紹介した小林敬や堀之内九一郎、川原ひろし氏と同じく、13年前に放映されていた『マネーの虎』に登場していた大物社長の1人です。

経営とか、金持ちになる方法について興味があった私は、この番組に見入ってました。揺れるハート

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安田久

この安田社長にも興味を抱いていました。

何やら異色の飲食の店を展開する社長であることは、番組を見ていて感じていました。

それに興味をもった私は、友人と一緒にこの安田社長の展開するテーマパーク風居酒屋に行くことにしました。

行った感想は、やはり異色であったことは間違いありませんでした。

その異色さが、やはり経営には大事だな、ということがその店にいったときも、この本を読んでも感じました。

それまでの常識にとらわれずに、お客様が喜ぶことや印象に残ることを率先して実行していかなくては経営を維持していくことはかなり難しいということがわかりました。手(グー)

この安田社長経営のコンセプトは、食の充実+エンターテイメントであるようですひらめき

安田氏が手掛けたカラオケ店の「銀座スプラッシュ」では、本格中華を出すことをコンセプトにしていました。

これまでの、カラオケボックスでは、乾きモノかレンジで温めたモノを出すのが常識でしたが、安田氏は毅然として本格中華を出すことに敢行し、それが見事に当たったのです。るんるん

カジノバーである「オリエンタルカジノ パクチー」では、換金をしないバーであるにもかかわらず、ヒットしたといいます。

それは、ディーラー、サービス、エスコートをすべて女性にして、ミニスカでお腹を出させるようにしたといいます。るんるん

秋田の郷土料理を出す「なまはげ」では、本格的な食材を使ったきりたんぽや稲庭うどんや秋田の日本酒を出すのみならず、なまはげを登場させるのみならず、スタッフには秋田弁をしゃべらせ、秋田の着物を着せているといいます。るんるん

また「アルカトラズ」では、個室を鉄格子で囲い、調理係には手術士の格好をさせ、ウェイトレスには看護婦の格好をさせるのです。るんるん

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お客様には、個室で靴を脱がせて、何人でも入れるようにしたといいます。

この「アルカトラズ」を中心に、安田氏の展開するフランチャイズは年商10億円を上げていたのです。手(チョキ)

これらの事例を垣間見ても、やはり「これまでがこうだったから…」という精神的な理由でそれまでの常識を踏襲しているだけでは、やはり注目を浴びないし、ありきたりの店で終わってしまうのがわかりました。

これまでにしていなくとも、しても店の運営上何の支障も生じないのに、それを拒むような雰囲気がその社内で出てしまうのは、古今東西やはりあるようです。ふらふら

しかし、そこは精神的に毅然とした態度でもって行動していくことが大事だな、ということがすごくわかりました。

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安田氏の成功の秘訣はなにもこれまでの常識にとらわれずに毅然と自分のポリシーを貫いた、というちょっと変わった面(笑)だけでなく、きちんと成功の理論に則ったことを実行していったのが大きいなとこの本を読んで感じました。ハートたち(複数ハート)

私が印象に残った事柄を以下にピックアップしていきたいと思います。

・いつもお客様の立場になって、どうすればいいか、どういうことをされたら嬉しいかを常に考えて、それを経営の中で実践していく、ということです。

秋田県出身の安田氏は、大学を受験するために東京へ予備校に入学するために来て浪人をするも、レストランやバー、イタ飯店やパブなどのバイトをしていくうちにこういった店で働いていくことが楽しくて勉強に身が入らず、3回浪人しても結局どこも引っかからず、ある日、女性のお客様に「どうぞごゆっくりしていってくださいね!」という言葉をかけたら、その女性客がその店の店長を通じて、あのウェイターさんの接客が良いと感謝されそれがうれしくなって「これが自分の行く道だ!」と思い、本格的に飲食の道に入ることを決意したといいます。

安田社長の顔を見ると、いつもポーカーフェイスでちょっと冷たそうに思われそうですが(笑)、実際はそんなことはなく、相手を思う気持ちを大事にしているんだな、ということがわかりました。わーい(嬉しい顔)

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こういう心を持った人が、お客様の立場になって考え、どうしたらお客様は喜ぶかを考え実行できるんだな、ということがわかりました。

これまでの、これまでの常識や既存の方法を踏襲することに一番生きがいを感じる人は、決して経営者として成功はしないな、と感じた瞬間でした。

いつも来店して、いつも必ず最初にビールを頼むお客様に対して、「なににしますか?」などと訊いてはいけないと安田氏は言います。

「ビールでよろしいですか?」と訊くだけでいいと安田氏は言います。

そういう態度で接すれば、お客様は嬉しいに決まってます。


・早く考え、早く動くということの大事さにも言及しています。

そのことによって、行動のレバレッジが効き、運も上がる、ということですね。

これは、同じ『マネーの虎』に出演していた中古ショップの社長である堀之内久一郎氏も、小林敬氏も、その2人の氏の書物で語っていました。

・また、安田氏とその2氏が共通して語っている成功法則では、常に仕事のことを考えろ、ということです。わーい(嬉しい顔)

休みの日でもです。

休みを全部返上して仕事の事を考えろ、とは言いません。このことを改善したらもっとよくなるのでは、もっとお客さんが来てくれるのでは、ということを常に考えろ、ということです。

私も、この言葉には非常に感銘を受けました。

ただ言われたことしかできない、言われたことを踏襲しそれ以外のことをすることについて怒りを覚えているような人では、決して経営に成功はしないな、とも思った瞬間でした。


常に、良き方向へ導くのに改善、アレンジを加えよ、ということです。

・非常に個性的で、非常にエキセントリックな非常識的な発想をもっている安田氏ですが、常識を重視した面もあるのがわかりました。

店が電話に出ない、トラブルに対処しない、トイレが汚い、店が汚い、接客係が小さな声で話す…こういったことはあってはならない、ということです。

これらがあるならば、すぐに改善しなくてはいけないようです。

実に当たり前のことですが、非常に大事なことですので心に明記しておきましょう。

店のコンセプトは非常識的ですが、これらは変えてはいけない常識なのです。

・そして、非常に合理的な経営をしていかなくてはいけない、ということです。

お店にきたお客さんに、アンケートを必ずとり、ホムぺ、看板、口コミ、テレビ…etcこれらどの媒体をつかってこの店にきたのかをチェックし、その良き媒体に金をつぎ込んでいく、そのことによって売り上げを伸ばしていく、ということです。

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これは、ネットでビジネスをしている人間にも参考になる方法論ですね。

きちんとどの媒体で、自分のサイトにきたのかを調べないで、いろんな広告に金を注いでいては金を捨てるようなものです。

そこはきちんと調べて金を注いでいくことが、有効な金の使い方であるのは明白です。

こういった対費用効果に対し、どのくらいのパーセンテージでいくべきか?

家賃は売り上げに対し何パーセントにすべきか?

人件費や原材料費は売り上げに対し何パーセントにすべきか?

こういった経営上大事な、安田氏が経験から抽出したつまびらかな数字がたくさん、この本の中で展開されています。

こういった多くのつまびらかな数字は、この本を読んで確認していただくとします。

普通の居酒屋では、飲んで食べて4000円です。

しかし、安田氏の展開する店は、食べて飲んで+エンターテイメントを乗せて4000円です。

これなら、お客様が来ないわけはありませんね?わーい(嬉しい顔)

そのためにはどうすればいいか?

お客様の立場になってどういったことをされたら嬉しいか?喜ばしいか?を常に考えて、仕事に盛り込む、こんな普段の姿勢が必要であるとこの本を読んで感じました。

これまでの常識にとらわれない、奔放な発想をいていくためには、いろんな書物に接して、言葉を実行していく、ここにヒントがあるのでは…と思いました。揺れるハート

これから店を展開して、お客様に喜ばれる店を作り繁盛していきたい、と思っている人には是非とも参考になる本だと思います。

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posted by ロックさん at 13:07| Comment(0) | 経営 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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