2016年01月10日

森永卓郎『年収120万円時代』

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森永卓郎氏は、この本で大胆な予測をしてます。

それは、これから日本人の人口のうち40%の人が120万円になるということです。


これからは、年収300万円の人が日本の人口の大半を占める、ということを書いたのがベストセラーになった『年収300万円を生き抜く経済学』であり、その続編であったわけですが、それ以上に持つものと持たざる人の格差が開いていくことを危惧したのが本書であるそうです。

そんなことになっても、その収入でも楽しんで暮らせますよということで、読者を鼓舞した森永さんです。

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森永卓郎

逆に、億を稼いでいる人は仕事に追われ決して幸せでない、ということを実際に見聞してきた森永氏は、決してお金持ちに無理やりなろうとするなと警告を発してきたのです。

しかし、その『年収300万円を生き抜く経済学』で書いた予測よりも、はるかに厳しい現実に直面して急遽この本を書いたのだといいます。


これまで、日本の企業は非正規雇用の人たちを拡大してきたのです。


2002年2月から4年10か月の景気拡大がありました。

資本金1億円以上の企業は11兆円の増収でありました。

しかし、雇用者報酬は11兆円減でした。

こういった面でも、格差が拡大しているのです。

今は、成熟社会に入って,国民の誰もがほしいものを買いそろえてしまい、誰もが飛びつくような製品を開発していくことは難しくなりました。

であるから、これまで日本の企業は、年功序列にしていましたが、そうではなく、成果主義にしていこうという気風が当たり前になっています。

しかし、成果主義にしてもリーズナブル領域と、成果主義にしてはいけない領域を分けています。

長期の能力が大切でチームワークがものをいう仕事では年功序列ではうまくいかない、ということをいっています。

そういうところで、年功序列を採用すると、解雇権や評価権を握っている部門のトップに気に入られて出世するには、

上司へのおべんちゃらがうまい人

同僚の足を引っ張るのがうまい人

同僚の手柄を横取りするのがうまい人


この3タイプが出世すると森永氏は言います。

実際にこういう現場を見てきた森永氏の言葉だけに説得力がありますね。

また、収入だけでなく、教育においても格差が広がっていることを示唆しています。

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東大生の50.7%は年収950万円の家庭で育っているようです。

そして10.5%が年収1550万円の家庭で育っているようです。

今や東大に入るためには、小学校から塾に通わせ、家庭教師を雇って受験テクニックを学ばないと、東大に行けないということが分かります。


私が通った大学の教授で当時65歳で、その教授は都立青山高校に通い、学部と大学院の9年間
は東大に行ったということですがやはり、その教授が高校生のころと今とではだいぶ事情が違いますね。

しかし、今は裕福な家庭で育った人たちが日本のエリートになるのです。

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しかし、それでいいとは思えないですね。

こういった勉強勉強ですごしてきた人は、観念的には庶民の暮らしがわかっても、具体的にはわからないのですから。

ペーパー試験の扱い方は抜群でも、人との距離の取り方がわからない人もたまにいますね。


全部が全部そうではないですが…。

東大に合格するために、中学からずっと勉強ばかりしてきた人が、大学を卒業し、ある程度会社勤めをして独立をして会社を立ち上げるも、人との距離の取り方がわからないために、いつも短期で人が辞めてしまう、なんていう人がいます。

学歴社会の弊といえましょう。

格差社会の弊はそういったことだけでなく、犯罪を多発させ、民のモラルの低下をもたらすのは言うまでもありません。

またこれも森永氏の正義感の強い場面がうかがわれる箇所なのですが、庶民に対しいじめの税制の変化を提示しています。

タバコや発泡酒の増税、公的年金等控除の縮小、配偶者特別控除の廃止、老年者控除の廃止


こういった税制が庶民いじめであるのはいうを待ちません。

お金持ちを優遇している税制になっているのもわかります。

税制ですが、お金を右から左に動かしていたお金は10%でいいということです。

株の売却等で得たお金は10%の税金を納めればいいのです。


例えば3000万円を仕事で稼いだら890万円を税金で持っていかれるのですが、デイトレードで3000万円稼いだら300万円でいいということです。


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まさしくお金持ち優遇の税制ですね。

これを是正されるのを期待するべきなのでしょうか?

こういった格差を是正することを望んでいる政治家もあるでしょう。

でも、そういった政治家に期待を託して選んで、当選しても是正されることはまず難しいでしょう。

あまりにお金持ち優遇の場面が多岐にわたりすぎていますから、時間がかかるでしょう。


ですから、自分がお金持ちになるほうが手っ取り早いでしょう。


それと同じことをロバートキヨサキ氏もその著書で書いていました。

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ロバートキヨサキ

森永氏は『続.年収300万円時代を生き抜く経済学』で、「ロバートキヨサキの本がいくら売れたからとて、あれを読んでお金持ちになる人は1%も出ないだろう。」と書いていましたが、その是非はどうかわかりません。

あれを読んで,「自分はなれる!」と確信を持った人は実行すればいいし、「自分には無理だ。」と思った人はしょげることはないでしょう。


ロバートキヨサキの本を読んで感動し、ロバートキヨサキの会社が出しているスターターキットを買って実行した元フリーターが、齢37年商2億の不動産会社を設立したなんて言う話もあるくらいですから、学歴云々がなくてもその可能性はあるでしょう。

あの本に書いてあったことで印象に残ったのは、「常に勉強し続けないといけない」ということですね。

たとえ一時的に金持になれても、それを維持していくためだけでも、さらに金持ちになるにも勉強し続けないといけない、ということがわかりました。

ですから、本を一冊読んだだけで胸元が悪くなってしまう人はやはり向いていないんじゃないかなと思いました。

この本も、またロバートキヨサキ『金持ち父さん 貧乏父さん』を読んだときにも思ったのは、「お金について勉強し自助努力をしていかないとお金で困るな」ということです。

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もう企業や、政府が自分を金持ちにしてくれるのをじっと待っていることで個人が金持ちになれるというのは儚い幻想に過ぎない、ということですね。

35年勤め続ければ誰もが必ず年収1000万円になれる、という時代があったのは事実ですが、もうそんな時代ではないというのがわかります。

まず、そのことを読んで実感して、いろんな本を読み、セミナーを受けて、ものを展開していかなくてはまずお金持ちになれないな、ということがわかりました。

またこの本においても読者がお金持ちになれるヒントがあるなと思いました。

成果主義ではうまくいかない例を先に書きましたが、成果主義でないとうまくいかない例はあるのです。

その例で、森永氏もリーズナブルとして認めている例もあるのです。


その例として、イラストレーター、音楽家、映画監督、小説家、デザイナー、マーケッター、ディーラー、俳優を挙げているのです。

こういった職の人は、完全な実力主義で、起用してもらえばもらえるだけお金が入ってくるのです。

自分が、一生に1度でもいいから花を咲かせたい、大金を稼ぎたい、という本源的な欲求があるならば、こういった職をとことんまで頑張って、その成果を上げていこうという気を起こしたらいいのではないでしょうか?

それがうまくいくかどうかは私にはわかりません。

神のみぞ知る、ということです。

完全な自己責任です。

また、先に、「3000万円を仕事で稼いだら890万円を税金で持っていかれるのですが、デイトレードで3000万円稼いだら300万円でいい」ということを書きましたが、これが魅力と思ったらデイトレードをしてみたらいいのではということです。


これも、やはり一筋縄ではいきませんし、自分がうまくいくかどうかは勉強に勉強を重ねて、実行し、成功理論を構築していかなくてはいけないことは言うまでもありません。

これも完全な自己責任です。

やはり、今は会社だけに望みを託していてはお金持ちにはなれない、ということです。

どういうことをすればお金持ちになれるか?

自分にできることは何か?

こういったことを考え続け、探し続け、行動し続けていくことが大事
…要するに夢を託すのは政府や会社ではなく、個人ということです。

これまで得てきた情報でそう思ってきましたが、この本を読んでさらに、そう思いました。

そうなりたいとおもったかたは、この本を読んで、その思いを強くしていってほしいと思いました。

今の日本は、お金持ち優遇の社会になってしまっていますが、それを嘆いていても仕方ないです。

自分の状態から抜け出たい、と思う人。

そして小泉政権以降にコミュニティが崩壊してしまいましたが、自分が大金を稼いで、そのお金で、そんな社会でしたいことがあればそれを社会のために使うべきでしょう。

ロバートキヨサキは、その本の中で「お金持ちはみんな社会に寄付している」ということを書いています。

そんな人生を送りたいならばぜひともお金持ちになってほしいです。

この本の中で、一般国民ができるお金稼ぎの方法を森永氏が多く紹介しています。

この本を読みたい方はこちら!



緊急版 年収120万円時代-生き抜くための知恵と工夫-


●その他、森永卓郎氏の本を紹介したページ

『続.年収300万円を生き抜く経済学』

http://hair-up3times.seesaa.net/article/413343457.html?1452432425


『年収300万円時代 日本人のための幸福論』(カレルヴァンウォルフレン氏との共著)

http://hair-up3times.seesaa.net/article/376743327.html?1452432616











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posted by ロックさん at 22:59| Comment(0) | 労働経済学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする